tmuxメモ : Tmux sensibleプラグインで基本オプションをセット
Tmux sensibleプラグインをインストールすると基本的なオプションがセットされる。Vimプラグインのvim-sensibleにインスパイアされて作ったらしい。
これらのオプションは自分で設定したオプションを上書きしないため安心して使える。
tpmでインストール
tpm(Tmux Plugin Manager)を使用している場合は、.tmux.conf
に下記行を追加してprefix + I
キーでインストール。
set -g @plugin 'tmux-plugins/tmux-sensible'
オプション
下記オプションがセットされるようになるので.tmux.conf
に記述する必要はなくなる。
# utf8対応 set -g utf8 on set -g status-utf8 on # VimでEscキーを押したときの反応をよくする set -s escape-time 0 # スクロールバッファサイズを増やす set -g history-limit 50000 # tmuxメッセージの表示時間 set -g display-time 4000 # ステータスラインの更新間隔 set -g status-interval 5 # Mac OS X向けの設定 set -g default-command "reattach-to-user-namespace -l $SHELL" # 256色表示 set -g default-terminal "screen-256color" # ステータスラインのキーバインドをemacs風にする set -g status-keys emacs # フォーカスイベントを有効化 set -g focus-events on # 異なるサイズの端末からアクセスしたときにリサイズ setw -g aggressive-resize on
なお、現在のオプションの設定は以下のようなコマンドで確認できる。
$ tmux show-options -g $ tmux show-options -s $ tmux show-window-options -g
各設定オプションの違いはこのあたりに書いてある。
キーバインド
キーバインドも設定されるが、既にそのキーバインドを自分で設定している場合などは有効にならない。
# C-p, C-nでウィンドウ移動。prefix + n/pよりも簡単 bind C-p previous-window bind C-n next-window # prefix + Rで.tmux.confの再読み込み bind R source-file '~/.tmux.conf' # 直前のウィンドウに移動 # プレフィックスキーを読み込んで設定するため、プレフィックスキーがC-bの場合はC-b bで移動 bind C-a send-prefix bind a last-window
なお、現在のキーバインドは下記コマンドで確認できる。
$ tmux list-keys